PMO

ワインに詳しい人々が、開けたワインのテースティングをしていると時々首をかしげている場面に出くわすことがあります。

開けたワインの状態が想像から大きくかけ離れている時です。

 

 それは「ブショネ」や「劣化」・「酸化」などです。

それぞれについては別の項でも触れていますが「酸化」中でも特殊なのがPMO(=プレマチュア・オキシデーション)と呼ばれる現象です。

酸化は当然経年によって避けることの出来ない現象なのですが、その経年に相応しい進行をはるかに超えた状況がPMOです。

本来の熟成からはかけ離れた濃い色合いを示したり、味わいにマデイラやシェリー酒などのニュアンスを感じとるのです。

 

 このPMOはおもにブルゴーニュの白ワインに見られる現象であり、ある程度決まったビンテージに顕著にみられる現象として知られています。

近年では特に「1996年」の白ワインにそのPMOとみられる影響を受けた白ワインが多くみられるとワイン愛好家の間で話題になりました。

このPMOの原因については、その年に使用したブドウやコルクなどに起因する、あるいは硫化水素の添加の減少のせいなど、いくつかに説が唱えられているのですが、未だに原因の究明には至っていません。

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