2012年ビンテージのワイン

厳しい気候条件と向き合いながら、その全てを受け入れ、時に立ち向かいながら育てたブドウで造られているワイン。

そのため、ブドウの出来不出来がワインの出来不出来を大きく左右しているのですが、近年は不作の年が少なく、概してどの年も「良い年」と言われてきました。

 

 最新ビンテージとなる2012年(ブドウを収穫し、醸造したワインを生産者がセラーで熟成して市場に出てくるまで通常2年ほどかかります)の出来はどうなっているのでしょうか。

実は2012年はワインにとって非常に厳しい、受難の年となったのです。

 

 フランスについて見てみますと、ボルドーでは猛暑とブドウの病害によって生産量が大幅に減少してしまい、不作であった2011年よりも下回りました。

ブルゴーニュでは逆に冷涼(夏場のみ猛暑)な気候となり病気も発生。

さらに激しい雹害により壊滅的な被害を受けた畑もあるようです。

また、シャンパーニュ地方も天候不順と病害によって「ここ数十年で最悪な出来」と言われる大変な年となっているのです。

 

 イタリアでも天候不順から収穫量が減少したのですが、こちらはフランスほどの酷い落ち込みとはならず、その結果、全体量ではイタリアワインがフランスワインを上回ることとなりました。

 

o0450067112994642099