大手メゾン

ボルドーのシャトー、ブルゴーニュのドメーヌなどその地方独自の生産者の呼び名がありますが、シャンパーニュ地方の生産者は主にメゾン、あるいはシャンパン・ハウスと呼ばれることが多いです。

これらは主に大手企業を指す時に用いられることが多いです。

 

 シャンパーニュは気候的に非常に厳しい条件のため、アッサンブラージュ(調合)によりその品質を維持してきました。

そのため莫大なリザーブワインを抱える資本を持つことが可能な大規模生産者が市場の大部分を占める、まさに寡占状態が続いていました。

 

 これら大手メゾンは自らブドウ畑を所有するだけでなく、その大部分を契約農家などからブドウの供給を受けることにより安定した品質と各シャンパン・メゾン独自の味わいを持ったシャンパーニュ造りを行なってきました。

逆に言うとそれまでのシャンパン市場は莫大なストックを抱え込むことが出来る大資本をもった企業でなくてはなかなか生き残っていけない厳しい市場でもあったのです。

 

 大手スーパー、デパートなどでよく見かけるモエ・シャンドン社やヴーヴ・クリコなどの有名メーカーはこれに当たります。これら有名な大手メゾンネゴシアン・マニピュラン(NM)とも呼ばれています。

 

o0640048012727654858ヴーヴ・クリコ