偉大なる白~モンラッシェ~

ピュリニィ・モンラッシェ村とシャサーニュ・モンラッシェ村にまたがる、わずか8haを切る畑から世界で最上の辛口白ワインが生み出されます。

 

このわずかな畑に20人弱の生産者がひしめき、このクリマを所有することが叶わず、ブドウを購入するなどして造る生産者も含めて30ほどの造り手によるモンラッシェがあります。

中でも、ロマネ・コンティの造り手でもあるDRC社(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ社)の手によるモンラッシェは最高峰とされており、生産量も少なく世界で一番高価な白ワインになっています。

 

DRC社以外にもラモネやコント・ラフォンの手によるものも上質で人気が集まります。

高名なクリマからいくつかの生産者がワインを造る場合、中にレベルの低いワインが生み出されることがありますが、このモンラッシェに限ってはその例ではありません。

やはり偉大な畑でもあり、造り手達もその名に恥じるものをおいそれとは造れないのでしょう。

 

非常に優雅で、「三銃士」の作者である大デュマが「脱帽し、跪いて(ひざまずいて)飲むべし」と称したモンラッシェの前には、間違いなく世界中の愛好家が跪くいているのに違いありません。

また、モンラッシェの中には「LeMontrachet(ル・モンラシェ)」定冠詞の付く物もありますが、これは南側(シャサーニュ側)のものに限られており北側(ピュリニィ側)のモンラシェには付けられません。

 

mon写真 (2)

モンラシェ1996(DRC)とル・モンラシェ1993(テナール)