ヴィエイユ・ヴィーニュ・フランセーズ

ボランジェ社のシャンパンで「RD」と並びプレステージシャンパンと評される「ヴィエイユ・ヴィーニュ・フランセーズ」というシャンパン。

一般の知名度こそ低いのですが、並びというよりはRDを遥かに越えたとんでもないシャンパンなのです。

 

 ヴィエイユ・ヴィーニュ・フランセーズはその名の通り、ボランジェが本拠を置くアイ村名産のピノ・ノワールのヴィエイユ・ヴィーニュだけを使ったブラン・ド・ノワールです。

それもただのヴィエイユ・ヴィーニュではなく、フィロキセラ(葡萄根油虫)によってヨーロッパのブドウ樹が壊滅状況に瀕するよりも前から存在するブドウ樹がずっと守られてきている古木です。

 

 ブドウの出来の良い年だけしか造られず、造られたとしても生産本数が数千本と極めて少なく、「ヴィエイユ・ヴィーニュ・フラセーズを見つけることは白い烏(からす)を探しだすより難しい」と言われるほど市場で見かける機会が少なく、ドンペリニヨンのように多くの人が目にしたり口にすることがほとんどありません。

これもボランジェ社の知名度が高くならなかった一因になっています。

 

 このシャンパンは、最近になってクリュッグ社がクロ・ダンボネをリリースするまでは最も高価で最上のブラン・ド・ノワールでした。