ワインは生き物

ワインはブドウから醸造されたお酒である以上、農作物です。

その生産に関しては農林水産省が管轄していますし、本場フランスでも農務省が担当しています。

その農作物であるという性質上、気をつけなければならないことがあります。

それは保存方法です。

 

ワインを生産している現地のワイナリーでは主にワインを地下のセラーで保管しています。

そして保存に必要な条件として適温、湿度、暗所、無臭、無振動があげられます。

 

まず温度なのですが、高すぎると傷み、熱劣化を起こしてしまいます。

低すぎても熟成を阻害しますし、低温劣化も起きるとされています。

保存の適温は種類によって異なりますが、だいたい12~14度です。

そして最適湿度は70%ぐらいといわれています。

紫外線も当然劣化を促進させますので避けて下さい。

 

こう書くと冷蔵庫で簡単に保存できそうですが、実はワインには他の大敵も存在するのです。

それは臭い振動です。

ワインに他の臭いが移ってしまってはせっかくの本来の香りが失われますし、振動はボトルの内部に対流を生み出す為に、味わいを損ねたり熟成を阻害します。

他の食物があり、扉の開け閉めの多い冷蔵庫では、数日間の冷蔵ならかまいませんが長期の保存には適しません。

 

すぐに飲む予定のないモノや長期の熟成を必要とする高級ワインなどの保存には、やはり専用のワインセラーが必要となってきます。

ワインは間違いなく生き物なのです。