ワインの値段とCIF価格

ワインの値段が決められるのには様々な要素が介在します。

生産者からの売値、クルティエやネゴシアンの手数料、運送料、そして最近では非常に円安傾向のため為替コストもワインの価格を上昇させています。

これらのダイレクトにかかる要因の他にもビンテージにおける出来不出来、市場人気なども価格を大きく左右します。

当然末端顧客の手に渡るまでのインポーターなど様々な業者の利益までがのって最終価格が決まるのです。

 

 そんな中で一つの指標となっているのがCIF価格(Cost,Insurance and Freight=運賃保険料込価格)です。

これは、文字通りワインの輸送原価に日本の到着港までの運賃および輸送保険料を足した価格のことで、日本までの様々な経費が全て計上されています。

インポーター(輸入業者)は、このCIF価格で買い取り契約をした場合はこれを買い取り原価として、到着、荷揚げ以降の経費をワインに乗せて価格決定しているのです。

 

 このCIF価格、一般の人には馴染みのない言葉に思われがちですが、実は輸入商品に対してはよく使用される言葉です。

一番目にする機会が多いのは原油など石油製品のCIF価格として新聞に載っており気にしてみると一日に一度は目にする機会があるかもしれません。

ワインに対してかかる関税も、このCIF価格にかかっているのです。

 

写真 (35)