ワインと温度 保管編

ワインを美味しく保存、熟成させるためには必要な要素について適温適湿度暗所無振動無臭であることには触れました。

では、適温、適湿度というのはどれくらいなのでしょうか?

 

 適湿度というのは70~80%くらいが良いのですが、一般に言われている保存に適している温度に関しては、赤ワインと白ワインでは少し違いがあります。

赤ワインの保存に向く温度は14、5度くらい、白ワインの保存温度は11度くらいとなっています。

 

 これは赤ワインでは温度が低すぎると熟成を遅らせてしまうからであり、白ワインに関してはその熟成自体を進めさせることよりはむしろ、保存をすることに重点が置かれているからでしょう。

 

 実は白ワインをメインに造る生産者の現地地下セラーでは、かなり低めの温度で貯蔵されていることが多いのです。

逆に地上セラーの多い地方では案外高い温度で保管されていることもあります。

 

 確かにワインという製品は非常にデリケートな物である反面、思っている以上に強い面も持ち合わせています。

しかし、基本的にワインは低い温度では閉じ、高い温度では熟成が進みます。

また、高すぎる温度では傷んでしまいますし、低すぎる温度でも悪影響を及ぼすことがみとめられています。

 

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