ランブルスコ

イタリアのスプマンテ(発泡性ワイン)の中で、ロンバルディア州のフランチャコルタとヴェネト州のプロセッコは、それぞれDOCGに昇格し世界的にも名前の通ったワインになってきていますが、実はこれらよりもイタリア人の日常生活に馴染みが深いのは「ランブルスコ」かもしれません。

 

 ランブルスコはエミリオ・ロマーニュ州で造られる珍しい、天然の微発泡性の赤ワインです。

ブドウ品種のラブルスコからこのワイン名で呼ばれています。

イタリアでは食卓のお供として常日頃から飲まれていることから、またその色や、最初に大流行したアメリカや日本に輸入されてているものの大半がそうであったことから「ガブ飲みの安っぽい甘口のお酒」イメージが一時期付いてまわりました。

特に1980年代のアメリカでの人気はすさまじく、「Red Coke(レッド・コーク)」あるいは「Italian Coke(イタリアン・コーク)」と呼ばれ若者を中心に愛飲されていたのです。

 

 しかし、実際現地で飲まれるランブルスコには、コストや手間隙を掛けて造られた高級タイプの物もあリ、味わいも甘口から辛口までバライティーに富んでいるのです。

特にDOCの認定に絡んだ法整備の関係もあり、ここ数十年で品質は格段にレベルアップしています。

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