ラツィオ州のワイン

ラツィオ州はイタリアのほぼ中央に位置する西海岸の州で、古代ローマ帝国発祥の地であり、現在も首都ローマの所在する、名実ともにイタリアの中心です。

当然ワイン造り歴史は古く古代ローマ時代に遡り、ワイン造りだけでなく中心地としてのローマには多くのワインをはじめ様々な食材、物資が集まってきました。

 

 地形的には東側をアペニン山脈を背にし、西側をティレニア海に開けた南北に長い州であることから、イタリアの中でも全体的になだらかな地形と言えます。

この地形と大変穏やかな地中海性気候、浸透性の良い凝灰岩からなる土壌によりワインの生産量は少なくありません。

しかしながらラツィオ州の名産ワインとして国外で知られるワインがあまり多くないのも事実です。

 

 この州で造られるワインのほとんどは、赤ワインも白ワインもほぼ軽めの平野型のワインとなっており、赤ワインと白ワインの比率は二対八ほどと白ワインの生産が圧倒的に多くなっています。

知名度が薄いと言われているラツィオのワインですが、そんな中でも伝説的なエピソードから名付けられた「エスト!エスト!!エスト!!!」や、ドイツの詩人ゲーテが大絶賛して注目を浴びた「フラスカーティ」は有名です。

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