ラインガウ

ドイツワインの特定生産地帯の中で一番の銘醸地として、ドイツ国内だけでなく世界的にも認知されているのがラインガウ地方です。

ただ単に銘醸地であるというだけでなく、この地方はドイツワインの歴史においても非常に重要な意味を持っています。

 

古代ワイン文化と呼ばれる時代の全盛はモーゼル川からライン川にかけて栄え拡がり繁栄されていたのですが、西ローマ帝国の滅亡とともに一旦は荒廃していきます。

そのような時代を経た後、八世紀頃にはカール大帝の命によりブドウ畑が作られてドイツワインが復興されたのがこのラインガウ地方です。

 

ラインガウは南方のフランスからドイツを経てオランダ国内へと向かう大河ライン川が南から大きく東へ曲がる地域の北側に位置しているため、ブドウ畑は日当たりの良い南向きとなり果実は熟成が進みます。

そのおかげでこの地方のワインは洗練された独特の芳香と果実味豊かな酸味があると評されて多くの人々に愛されています。

 

ドイツの他の地方同様、その大半(80%以上)は白ワインが作られており、さらにその内の80%近くの品種がリースリングとなっています。

外観はモーゼスの茶色に対しラインガウのワインは緑色の細長いボトルに入っているなどの特徴があります。

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