プーリア州のワイン

  長靴のような形をしたイタリアの南部、踵に当たる部分に南北に細長いのがプーリア州です。

プーリア州は山岳部は少なく緩やかな丘陵や平野部が多く、アドリア海やイオニア海に面していることから気候も穏やかです。

 このような好条件から古代ローマ時代にはすでにフェニキュア人によってワインが造られており、現在も州の全土でワインが量産され、オリーブオイル、タバコとともに州の三大特産品となっています。

 

 州の多くが海にひらけていることから、古くから海上輸送の拠点となっており、ワインも他の物資と同様、海外に多く輸出され「ヨーロッパの酒蔵」とも呼ばれていました。

ただ、これらのワインのほとんどはブレンド用のワインとして供されることが多いものでした。

 

 しかし、近年ではワインに対する取り組み方にも変化が見られ、州独自の良質なワインも生み出されてきています。

この州を代表するワインの一つとして、赤やロゼは古代からの黒ブドウ、ウーヴァ・ディ・トロイア種主体、白はやはり古代品種であるパンパヌート種にトレビアーノ種などを使用して造られるDOCワインのカステル・デル・モンテがあります。

中でもロザート(ロゼ)はイタリアのロゼワインで一番美しい色であると評判です。

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