ブドウの品種とイタリアのワイン

ブドウの醸造酒であるワインの宿命として、ブドウの出来不出来が大きく味わいに影響することは書きましたが、ブドウの品種も大きく影響してきます。

 

現在、特に「国際品種」と呼ばれて世界各地で栽培されているブドウがあります。

代表的なものは赤ワインに用いられるカベルネ・ソーヴィニヨンカベルネ・フランメルローピノ・ノワール、そして白ワインに用いられるシャルドネソーヴィニヨン・ブランです。

おそらく街のスーパーや酒屋に並んでいるワインの80%ぐらいがこの品種のブドウを使ったものとなっています。

 

そんな中で、世界有数のワイン生産国であるイタリアの国内ワイン事情は少し違います。

イタリアを代表すると言われているピエモンテ州のバローロ、バルバレスコなどはネッビオーロという品種のブドウですし、トスカーナ州のキャンティなどはサンジョベーゼというブドウが主体のワインです。

その他にもイタリアにはモンテプルチャーノバルベーラトレッビアーノなどの主力品種も存在します。

イタリアは南北に長いその国土で、国際品種よりもむしろ土着種と呼ばれるその土地土地の多種多様なブドウで造られたワインが、その土地の郷土料理の合わせて愛飲されているのです。

 

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