ブショネ

少しづつワインのことを覚え、ワインの経験を経てその味わいを知っていくと、ちょと変わった香りのするワインの出くわすことがあります。

カビ臭」ぽかったり」「コルクの臭い」だったり、独特の「濡れたダンボール」のような少々不快な香りです。これを「ブショネ」と言います。

 

 程度によってその香り具合も様々ですし、厳密にブショネであるのか違うのかという判断はかなり難しいものがあります。

そして、以前はこのブションネ・ワインとなってしまうはっきりした原因もわかっていなかったのです。

 

 ブショネの原因がはっきりとはわかっていなかったと書きましたが、最近ではだいぶその原因も判明してきました。

ブショネ・ワインとなる原因はバクテリアです。

 

 ワインをボトリングするのにはコルクを使用します。

そのコルクになんらかの理由で付着していたバクテリアがワインを汚染してしまい不快な香りを生み出してしまうのです。

程度の差はあれど現在市場に流通しているワインの内、20本に1本くらいはブショネではないかと言われています。

 

 最近ではワイナリー側も対策を講じて、アメリカやオーストラリア、ニュージーランドなどのニューワールド・ワインを中心に、コルクの代用にプラスティックを使用したり、スクリューキャップを採用するなどしてきています。