フリウリ・ヴェネチィア・ジュリア

イタリア北東の国境の州、フリウリ・ヴェネチィア・ジュリアは、かつてオーストリア帝国時代には海への玄関口として栄え、現在も東西ヨーロッパの文化の交わる地域です。

北にアルプス山脈、南はアドリア海に開けていため、季節風が吹くなどの気象条件からブドウ栽培には厳しい地域でもあります。

 

 そんな気候条件の中でも積極的な生産者達によりワインが造られ、全生産量のうち60%以上を占める「フリウリスタイル」と言われる白ワインには素晴らしいものが多く見られ「イタリアの白ワインの聖地」とも呼ばれています。

白ワインのみならず赤ワインにも優秀なものが生み出されています。

 

 それらのワインを生み出す白ブドウ、黒ブドウともにイタリアの地方を特徴づける白ブドウのフリウラーノ、黒ブドウのレフォスコ、スキオッペティーノ、ピニョーロなどと言った土着品種だけでなく、国際品種も幅広く用いられ、白ブドウではピノ・グリージョ、ピノ・ビアンコ(ピノ・ブラン)、シャルドネ、黒ブドウではメルロー・カベルネ・ソーヴィニヨンと多彩に栽培されています。

 

 これら多種のブドウから造られたワインは、この州の名産であるチーズや、やはりバラエティーに富んだ地方料理に合わせて楽しまれているのです。

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