フランスの日本人生産者の始まり

ワイン造りの世界は閉鎖的であり(特にフランス)、以前は地元の人間以外がその土地でワイン造りをするなどということは考えられませんでした。

しかし、ワイン造りに魅せられた情熱的な人々により、その扉は少しずつ開かれてきています。

そんな中、ワイン造りに携わり、高い評価を受けている日本人も現われてくるようになりました。

 そもそも、ワインという飲み物自体は西洋の風土、文化を背景に、その食文化の上に根ざしている関係上、日本人にはその全てを理解出来るとは、考えられていませんでした。

 しかし、現在、サントリーをはじめとした企業だけでなく、個人レベルでも多くの日本人醸造家が世界各地で活躍し認められているのです。

フランスで本当の意味で最初にワイン造りに取り組んだ日本人と言われているのは、残念ながら先ごろ亡くなられたサヴィニー・レ・ボーヌ(ブルゴーニュ)の名門ドメーヌ、シモン・ビーズのパトリック・ビーズ氏に嫁いだビーズ・千砂夫人です。

彼女はただ単に嫁ぎマダムとしてサポートをしているという枠を越えて、現在も精力的にドメーヌ運営に取り組んでいます。

また、日本をはじめ世界に向けてワイン文化を啓蒙するという活動も積極的に行なっているのです。

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