ビンテージ・イヤー

ブドウという農作物を原料にして造られた醸造酒である以上、ワインの出来不出来はその醸造過程と同じようにブドウの出来不出来にも大きく影響されます。

生産者による成功不成功もありますが、各ビンテージ(年)ごとのワインの成功はその年の天候とブドウに左右されているのです。

 

 各ビンテージの中でも最高に出来のいい年をヴィンテージ・イヤーと言います。一口にビンテージ・イヤーと言っても各地方の天候状況は違います(厳密に言えばミクロ・クリマも働きます)ので、大きく国ごと、さらに地方産地ごとに把握されています。

つまり、フランスワインの当たり年がそのままイタリアワインの当たり年であるとは限りませんし、同じフランスでも地方によって出来が違います。

例えば、近年では非常にボルドーの当たり年とされている2000年などは、実はブルゴーニュではあまり良い年とはされていません。

また、同じブルゴーニュ地方でも1992年はボルドーと同様に赤ワイン(ピノ・ノワール種)の出来は良くありませんでしたが、白ワイン(シャルドネ種)の出来は概ね良好でした。

 

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しかし、最近では地球温暖化の影響もあり、どの年も以前ほど不作の年は少なくなってはきています。

ワインの出来不出来は専用のビンテージチャートを見ると把握することが出来ます。