ハートラベルのカロン・セギュール

ボルドーの格付けワインの中で、五大シャトーに次いで人気のあるものに「シャトー・カロンセギュール」があります。

シャトー・カロン・セギュールの人気はワイン自体の品質の高さもそうなのですが、そのエチケット(ラベル)に描かれた大きなハートに負うところも多いです。

 

メドック格付け第三級のこのシャトーはサン・テステフ村の最北部に位置し、18世紀半ば頃にはシャトー・ラフィットやシャトー・ラトゥール、シャトー・ムートンと共に「ブドウ園の貴公子」と呼ばれた貴族、セギュール卿が所有していました。

 

その当時は「カロン」と呼ばれていたこのワインのことをセギュール卿は「われラフィットとラトゥールを造りしが、わが心はカロンにあり」と言ったと伝えられており、その言葉に由来してエチケットにシンボルともなっている大きなハートマークが記されています。

 

そして、このハートマークからプレゼントや記念日のお祝いによく使用されます。

もちろん、そのロマンティックなエピソードや可愛らしいハートのエチケットにみならず、地理的にも恵まれ深遠で長期熟成型のボルドー格付けに相応しい素晴らしいワインであることも、人々の大きな支持を集める理由になっているのです。

 

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シャトー・カロン・セギュール 2009