シャンパン・メーカーの新しい流れ

シャンパーニュ地方での気候条件の厳しい中、大手シャンパン・メーカーはその巨大な資本力をバックに世界に飛び出し、本拠以外の新天地でのスパークリング・ワイン造りにも乗り出しています。

 世界で最も有名なシャンパン・メーカーの一つであるモエ・シャンドン社はオーストラリアヤラ・ヴァレードメーヌ・シャンドンを設立し、本場シャンパーニュと同じ方法でスパークリング・ワインを造っています。

 

また、クリスタルの造り手でもあるルイ・ロデレール社はアメリカ・カリフォルニア州ロデレール・エステート社を設立してスパークリング・ワインを造っているのです。

ルイ・ロデレール社はスパークリング・ワインだけに留まらず、ポルトガルでポートワインのラモス・ピント、ボルドーの格付け二級であるシャトー・ピション・ロングヴィル・ラランドなど多くのワイナリーをその傘下に納めています。

 

 これらとは逆にボルドーの五大シャトーの一つであるシャトー・ムートン・ロートシルトバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド社やシャトー・ラフィット・ロートシルトドメーヌ・バロン・ド・ロスチャイルド社など三社は、シャンパーニュ・バロン・ド・ロスチャイルドといシャンパーニュ造りを始め出しました。

 

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カルテット・ブリュット(ロデレール・エステート)