シャネルのワイン

 巨大コングロ・マリットであるルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシー(LVMH)は幅広い分野の企業を傘下に収めて膨張し続けていますが、ワインの分野ではソーテルヌ地区ののシャトー・ディケムやモエ・シャンドン社やヴーヴ・クリコ社、クリュッグ社などのシャンパン・メゾンをそのグループ会社としました。

 

 

ヨーロッパのファッションブランドがそのイメージ戦略の一環としてワイナリーを買収することはよくあります。

ルイ・ヴィトンと並ぶ有名ブランド、シャネルにおいても同様です。

 

 シャネルのオーナー、ヴェルテメール家は1994年にシャトー・ローザン・セグラを買収してました。

シャトー・ローザン・セグラは1855年のボルドー格付けの二級としてはシャトー・ムートン・ロートシルト(1973年に一級昇格)に次ぐ第二位とされるほどの素晴らしい生産者だったのですが、この当時は評判を落としているシャトーでした。

しかし、シャネルは大規模な設備投資や改修、そして畑にも大幅に手をいれるなどの資本投資を行なって、このシャトーを見事よみがえらせました。

 

 さらにシャネルは1996年にはサンテミリオンの格付け第一級であるシャトー・カノンも買収したのです。