サルデーニャ州のワイン

  地中海に浮かぶ島としては、シチリア島に次ぐ二番目に大きい島であるサルデーニャ島を中心として周辺を浮かぶ島々とで形成されるサルデーニャ州は、イタリアの州としても、シチリア、ピエモンテに次ぎ三番目に大きな州です。

 

  ブドウの栽培自体はフェニキュア人によってもたらされ、長い歴史を誇るのですが、山岳部や丘陵部が大半を占めるその山がちな地形や、岩盤中心の地質などから農業は盛んでなく、当然ワインの生産量も少ない州でした。

しかし、イタリアの他の州同様、近年は醸造技術も発展し、サルデーニャでのワイン造りに目を向ける生産者も増えてきました。

 

  この地で造られるワインは、スペイン統治時代が長く続いた影響から赤ワインはカリニャーノ種(スペインを代表するブドウ品種、カリニャン)やカンノナウ種、白ワインはヴェルメンティーノ種、ヴェルナッチャ種などのスペイン系の品種が主流となっています。

 

その他にも土着品種のカンピダーノ、ジロ、モニカ、ヌラグス、北イタリア系品種のバルベーラ、ドルチェット、ネッビオーロ、サンジョベーゼなどを使ったワイン造りが行なわれています。

 

  赤白の比率はほぼ半々。

新しいワイン生産地として注目される反面、現在はEUの減反政策の影響でワインの生産量は減産傾向にあります。

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