コルクの特性と弊害

ワインのボトルの栓として使用されているコルク

あのコルクはコルクガシという木の樹皮から作られる天然の素材です。

その弾力性があり、浸水性がほとんどなく、わずかな通気性を持つという特性から、ボトル内部で長期にわたり保存されることもあるワインの栓として重宝されるようになりました。

 

 しかし、天然素材であるがゆえの弊害も併せ持っています。

一番大きな問題は、以前に他の項でも触れましたが、コルクに付着したバクテリアによるブショネの問題です。

これによってワインは異臭を持ってしまいます。

 

 他にもコルクでは割れクズレ漏れが起こったり、時には酸化を呼んだりもします。

これらの問題は特に長期に渡る保存によるコルクの劣化によって起き易くなります。

これらコルクの弊害を防ぐため、今日ワインの栓はプラスチックなどの合成素材を利用するようになったり、アルミ素材のスクリューキャップによるものなどが徐々には増えだしてきています。

しかし、弊害を差し置いても余りあるコルクの利点やコスト、天然素材である風合い、そして伝統からコルクがまだまだ主流です。

 

 そのため、シャトーなどの生産者では、何十年も長期保存をしているワインのコルクの打ち直しをすることがあります。

これをリコルクと言います。

 

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