キャンティ

イタリアワインを代表するものに「キャンティ」があります。

最近でこそ見かける機会も少なくなりましたが、お馴染みの「フィアスコ・ボトル」という藁で包まれた独特のボトルのワインであると説明すると、その姿を思い浮かべられる人も多いのではないでしょうか。

 

 キャンティはトスカーナ州で造られるワインで、元々は「キャンティ」という地名が存在していました。

そもそもはサンジョベーゼ100%のワインは強さが勝り飲みにくいことから、サンジョベーゼ70%とカイナオーロ・ネーロ20%、白ブドウのマルヴァジア・デイ・キャンティ10%を混醸していましたが、現在では白ワインの混醸が義務づけられておらず、サンジョベーゼ100%のものでもキャンティを名乗れます。

それまではキャンティという名前だけで売れてしまうために安価で粗悪なワインも多かったのですが、これによって品質面での向上も見られるようになってきました。

 

 「キャンティ・クラシコ」と呼ばれるものは、特に古くからキャンティが造られてきた地域のもので、カステッリーナ・イン・キャンティラッダ・イン・キャンティガイオーレ・イン・キャンティグレーヴァ・イン・キャンティサンカッシャーノ・ヴァル・ディ・ベーサバルベリーノ・ヴァル・デルサタヴァルネッレ・ヴァル・ディ・ベーゼカステルヌオーヴォ・ベラルデンガラボッジ・ボンシの9つになります。

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