カンパーニア州のワイン

有名な街、ナポリを州都に持ち、ティレニア海に面した南イタリアの伝統ある州がカンパーニアです。

比較的温暖な気候からブドウをはじめ、農作物の栽培に適していますが、市場に流通しているようなワインはほとんどが州の北部で生産されたもので、南部で生産されたものをあまり目にする機会がありません。

 

 特徴として古くからの伝統的品種によるワイン造りが盛んで、赤ワインと白ワインの比率は55対45ほどになっており、嬉しいことに品質のわりにお手ごろな価格で入手できるものが多いです。

 

 赤ワインでは、古代ローマ時代から造られているアリアニコ種によるタウラージが有名です。タウラージはコクのあるフルボディータイプの山麓型のワインで「南イタリアのバローロ」とも呼ばれています。

 

 一方、白ワインは平野型のすっきりして均整の取れたワインとなり、ナポリの荒廃振りを嘆いたキリスとがヴェスビオ火山で流した涙が落ちたと言われる場所で造られる「キリストの涙」というロマンティックな名前を持ったラクルマ・クリリスティーや、やはり伝統品種であるフィアーノ種から造られるフィアーノ・ディ・アヴェッリーノやグレーコ種から造られるグレーコ・ディ・トゥーフォが州の特産ワインとして評判を得ています。

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