エノログ

  これまでに何度となく大きなワインブームが到来している日本では、ワインに関する用語もかなり身近になってはきました。

しかし、実はワインにまつわる重要な用語や名称でもあまりポピュラーでないものもあります。「エノログ」もその一つです。

 

 エノログは、ワインにおける醸造技術者のことで、ワイン自体が文化として長い歴史を持ち、かつ日常に根付いているヨーロッパにおいては薬剤師などと同様の国家資格として認められています。

大学などの教育機関で専門の科学的、技術的な知識を習得するための教程を収め、実習を終えたのちに初めてエノログと認定されるのです。

 

 ワインという伝統的な世界におけるエノログの立場は重要で、各ワイナリーだけではなく広く社会において多くの分野で活躍、貢献しています。

その重要度を示す一例として、主要なワインコンクールでも審査員の過半数はエノログであるよう規定されるほどです。

 

  日本ではエノログになるための制度がないため、一般社団法人葡萄酒技研会エノログ部会が同等の教育行程における修学と三年以上の実務経験を有するものを「ワイン醸造技術管理士」としてエノログに認定しています。

この日本のエノログも現在100名を越え、今後さらなる活躍とともに多くの人々に認知されていくようになることでしょう。

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