イタリアワインの歩み

イタリアはフランスと並ぶ世界最大のワイン王国の一つです。

ここ数年に関しては他のヨーロッパのワイン生産国と同様、全盛期よりは少しだけ生産量は落ちてきているものの、それでも膨大なブドウの栽培面積、ワインの生産量を誇ります。

これも地中海に突き出した半島部である、その地形的な理由によって温暖な気候の恵まれるからに他ありません。

 

 ギリシャ人から、当時「マグナ・グラエキア(大きいギリシャの意)」と呼ばれていた南イタリア地方に伝えられたワイン造りは、エトリアル文明の頃にはイタリア半島中部、やがてイタリア全土に広まりました。

ローマ共和国時代には占領地である当時のガリア、ゲルマニア、ヒスパニアといった地にもたらされました。

これらは今日のフランス、ドイツ、スペインであり、これが現在のワイン主産国となったのです。言ってみればイタリアはワインの玄関口の役割りを果たしたのです。

 

 現在でも「エノトリーア・テルス(=ワインの大地)」と呼ばれワイン造りの盛んなイタリアは全20州でくまなくワイン造りがなされており、その土地のお料理にあった地産地消のワイン造りが、やはりその土地の気候にあった土着品種のブドウによってなされているのです。

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